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<title>追憶の昏苑</title> 
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<modified>2009-11-01T23:05:18Z</modified> 
<tagline><![CDATA[ブチ壊れた未婚の中年男性の日常生活と思い出を綴った自伝的日記です。


宜しくお願い申し上げます。


]]></tagline> 
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<title>日が暮れて路もなし</title> 
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<modified>2009-11-01T14:05:07Z</modified> 
<issued>2009-11-01T23:00:40+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51516224</id> 
<summary type="text/plain">　この前、久しぶりに駅前のデパートに行ったんだけれど、服屋の前に何人もの女の子がいたんだよな。
（一人くらい、こっちに来いよ）とか思ったりしても、来るわけないのが現実なわけで。


そういえば『欲しいもの』を見ないようにする癖がついたのは、いくつの頃からだろ...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51516224.html">
<![CDATA[　この前、久しぶりに駅前のデパートに行ったんだけれど、服屋の前に何人もの女の子がいたんだよな。<br>
（一人くらい、こっちに来いよ）とか思ったりしても、来るわけないのが現実なわけで。<br>
<br>
<br>
そういえば『欲しいもの』を見ないようにする癖がついたのは、いくつの頃からだろうか。<br>
そういう生き方をしているうちに、そういう生き方しかできなくなってさ。<br>
まぁ、それは自分の貧しい心持ちのせいでもあるんだろうな…。<br>
<br>
<br>
　しかし、一体どこで道を踏み外したのか、なにが悪かったのかはわからんが、子どもの頃に描いていたビジョンとは、程遠いところで生きているよな、俺。<br>
ショボ過ぎるよ、ホント。<br>
で、最近、久しぶりに自分の顔を鏡にうつしてマジマジと見たんだけれど（あぁ、終わったな）と思った。<br>
老けてきたしさぁ、疲れているしさぁ、髪の毛も元気がなくなってきて（誰だよ、このオッサンは？）って感じだ。<br>
もう闘える顔ではないよ。<br>
体も痩せているからスタミナもないしね。<br>
だけど心のどこかで女々しくも諦めきれない自分がいるわけで……しかし冷静な目で客観的に自分を見ると、やはり終わっているんだよな。<br>
それに気付いたのであれば早く他の場所に移ればいいのだけれど、困ったことに学生の頃から全く変わらずに、同じ思考と方向性で生きてきたもんだから、次のビジョンが思い浮かばないわけよ。<br>
これって『絶望的』じゃない？<br>
<br>
<br>
な～んて何を書いているんだか(苦笑)<br>
<br>
<br>
　で、以前、生意気に『肩凝り』と『目の疲れ』が酷いとか、どこかで書いたことがあったと思うけれど、その蓄積がたたったのか、右手の神経がおかしくなってしまった。<br>
んで、最近、病院で精密検査を受けたんだよ。<br>
結果、病名は『書痙(局所性ジストニア)』と診断された。<br>
神経の病気で、現在、若い人に多く、原因は不明、そして、治癒は不可能だということだ。<br>
症状は、まぁ俺の場合なんだけれど、あれほど達筆であった文字が幼稚園児なみのクオリティーにまで落ちてしまった。<br>
早い話が、ペンを持つ右手に不必要な力が入ってしまい、文字が上手く書けないんだよ。<br>
酷いときは自分で書いた文字が汚すぎて自分でも読めない。<br>
そして、細かい作業を行おうとすると、手がブルブルと震えだすんだ。<br>
メールを打つのにも、極端にミスタッチが増えたし、不便で仕方がない。<br>
そして、次にきたのが『ヘルニア』の発症だ。<br>
（まぁ、職業病だわな）<br>
レントゲンの画像に病状がハッキリと写っていて笑ったわ。<br>
こいつも厄介で慢性的な腰痛はもちろん、酷いときは足がしびれて、咳なんかすると、その震動で腰に激痛が走るんだよ。<br>
んでもって極めつけは……<br>
まぁ、これに関しては本格的な診察を受けていないんだけれどさ。<br>
寝ているとき、いつも夢を見るんだよね。<br>
シーンは色々とあるんだけれど内容は同じだよ。<br>
仕事中、客に物凄い勢いで文句を言われている夢。<br>
まぁ、そんな夢は以前から頻繁に見ていたんだけれど、だいたいが一発即発の場面や、俺が我慢しているところで目が覚めたりしていたんだよ。<br>
でも、そんなときはいつも（あぁ、どうせ夢だったんだから殴ってやれば良かったなぁ）なんて後悔していたんだけれども、最近は違うんだよ。<br>
(夢の中で)思いっきり殴っちゃうんだ。<br>
何発も殴って蹴りも入れてボコボコにしちゃう。<br>
まぁ、夢の中だから社会的には何も問題はないんだけれど、マズイのは、俺が独り、寝ている部屋の中で夢と同じように暴れまくっているってことなんだよね。<br>
（まるで映画の『エクソシスト』の世界だよな）<br>
どれほどの時間かは、わからないのだけれど、拳を振り回し、空を蹴り、暴れながら目覚めるんだ。<br>
もしかしたら声も上げているのかもしれない。<br>
で、起きると全身が汗だくで、壁を殴って拳に血が滲んでいたり、ふすまに穴があいていたり……<br>
もし、近くで誰かが寝ていたりしたら大変なことになっていると思うよ。<br>
このことを前記にある診察のとき、医者に話したら『睡眠障害』の可能性が高いから、専門科を受診するように勧められた。<br>
まぁ、今のところ受診する気はないけれどね。<br>
そんなもん原因はわかっているからさ。<br>
日頃のストレスからきているに決まってんだろうよ。<br>
もうかなり参ってきているからね。<br>
客もうるさいのが増える一方だし、わけのわからんクレーマーも多いしさ。<br>
笑っちゃうよな、世の中。<br>
もう、これ以上、俺をいじめないでくれって感じだよ。<br>
こう見えても本当は結構ナイーブなんだからさ(笑)<br>
<br>
<br>
で、やっぱり転職したいじゃない？<br>
だからここ数ヵ月の間、仕事中に『ハローワーク』の近くに行ったりすると、ちょくちょく中を覗いてみたりしていたんだけれど、笑っちゃうのがさぁ、あるとき、その『ハローワーク』で、社員の募集をかけに来ていた上司と偶然バッタリ出くわしちゃったんだよ。<br>
んで、お互いスンゲェー気まずいの。<br>
でも、それ以来、その上司の俺に対する態度が妙に優しくなったんだよな(笑)<br>
まぁ、だからって何かが変わるわけでもないからねぇ。<br>
<br>
<br>
とにかく精神的にも肉体的にも限界が近付いていることは確かだよな。<br>
<br>
<br>
右手は薬で症状を抑制するしかなく、腰は、もう手術をするしか治療方法がないらしいよ。<br>
<br>
<br>
どうすんだ？<br>
俺(笑)<br>
　<br>
　<br clear="all">]]> 
</content>
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<name>hy_b</name> 
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<title>2009年、8月の出来事を思う</title> 
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<modified>2009-09-03T14:05:06Z</modified> 
<issued>2009-09-03T23:00:20+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51491437</id> 
<summary type="text/plain">　さて、久々の更新だから、自分としては珍しくブログらしい記事でも書きますかね(笑)


　まずは『酒井法子』の事件から。


　しかし馬鹿だよな(笑)酒井法子の旦那、自称プロサーファーの高相祐一被告(41)だっけ？
職務質問を受けて逮捕された場所が渋谷区の路上とか道玄坂...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51491437.html">
<![CDATA[　さて、久々の更新だから、自分としては珍しくブログらしい記事でも書きますかね(笑)<br>
<br>
<br>
　まずは『酒井法子』の事件から。<br>
<br>
<br>
　しかし馬鹿だよな(笑)酒井法子の旦那、自称プロサーファーの高相祐一被告(41)だっけ？<br>
職務質問を受けて逮捕された場所が渋谷区の路上とか道玄坂とか報道されているけど、あそこは百軒店(ひゃっけんだな)だろ。<br>
ニュース番組の映像を見てすぐにわかったよ。<br>
渋谷駅のハチ公前の広場から道玄坂を上がっていくと右側に小高い丘があるんだよ。<br>
その丘が百軒店と呼ばれている地区なんだけどね。<br>
ハッキリ言ってあそこはヤバイぜ。<br>
ヤクザの巣窟みたいな感じがするんだ。<br>
一歩足を踏み入れるとガラリと空気が変わるんだよ。<br>
なんか暗いんだよな。<br>
奥へ行くと小さな神社の鳥居があったりしてさ。<br>
風俗店は最近少なくなったみたいだけど、飲み屋は勿論、売春婦の斡旋所やストリップ小屋、あげくのはてには大人のオモチャの卸し問屋なんかもある。<br>
で、道玄坂から百軒店の丘を越えると一本の賑やかな通りがあって、その向こうはラブホテル街だ。<br>
そのラブホテルの数がハンパじゃない。<br>
数えたことはないが、百軒以上はあるだろうな。<br>
但し、一軒一軒が小規模な建物。<br>
早い話が、ほとんどのラブホテルが自宅を改築して営業しているんだよ。<br>
だからホテルの隣や最上階には経営者の自宅があったりするんだ。<br>
で、売春斡旋所で紹介された女と客は、その近場のラブホテル街へと直行するわけ。<br>
でも、それはラブホテルの利用者の中では、ごく一部のカップルであって、やはり客のほとんどが若者たちで占められているんだけれどね。<br>
そういえば以前、俺が『ある都市伝説の真相』って記事を書いたことがあったけど（もうリンクはメンドイので勝手に検索してちょ）あれはその地区で起きたことなんだよ。<br>
で、酒井法子の旦那の話に戻るけど。<br>
あんな所を挙動不審＋サーファースタイルで歩いていたら職務質問を受けるのは当たり前だろ。<br>
あの地区での職質はキツイぞ。<br>
普通、オマワリのパトロールは二人組で徒歩か、もしくはパトカーやバイクを使ってやるよな。<br>
でも、あの地区を管轄する渋谷署のオマワリは4～5人一組でパトロールをするんだよ。<br>
捕まったら、身の潔白を証明できるまで放してもらえない。<br>
まず数人のオマワリに取り囲まれ、一人のオマワリに10分くらい質問を受けるんだよ。<br>
で、終わったのかな？とか思うと、別のオマワリが全く同じ質問をするんだ。<br>
んで、また終わったのかな？と思うと、違うオマワリが同じ質問を繰り返す。<br>
結局、オマワリが4人いたら4回同じ質問に答えなくちゃいけない。<br>
それで答えが少しでも食い違うとそこを追及されるんだよ。<br>
だから精神的に不安定な奴が、あの場所で職質を受けたらボロを出すのは当たり前だと思うな。<br>
え？<br>
なぜ知っているのかって？<br>
俺もあそこで職務質問を受けた経験があるからだよ(爆)<br>
まぁ、俺の場合は、渋谷に用事があって行ったときに時間があまったので暇潰しに別の場所(変な店とかではないよ)に行こうと思ってあそこを歩いていただけなんだけれどね。<br>
ただキョロキョロとしていたのが挙動不審者に見えたらしいよ(笑)<br>
でも酒井法子は凄いわな。<br>
あの職質をすり抜けて逃げちゃうんだもん。<br>
そして6日間(だっけ？)のしたたかな逃亡劇。<br>
そして逮捕後の取り調べに対する粘り強さ。<br>
本当にハラが座っているよな。<br>
さすがヤクザの娘だ(苦笑)<br>
それに比べて旦那のヘタレ具合。<br>
まぁ、サーファーなんてそんなもんだろうな。<br>
あいつら働かないし、女に食わしてもらっていたり、いい歳こいて親のスネをかじっている奴が多いからな。<br>
サーフショップの経営者なんかはその典型だよ。<br>
あんな商売儲からないんだからさ。<br>
だいたいサーフィンなんて乞食の水遊びなんだよ。<br>
客が乞食じゃしょうがないだろ。<br>
金がないんだから(笑)<br>
ようするにサーフショップなんて乞食の溜り場なんだよ。<br>
だからバックアップがないと絶対にやっていけない。<br>
つまり親がどっかの社長だったり、女房の実家が金持ちなんてパターンがほとんど……っていうか全部なんだよ。<br>
そんで自宅付きの店舗を買ってもらったり、立派なテナントに店を出してもらったりするわけだ。<br>
バーンとね(笑)<br>
しかも、奴らは基本的に遊び人だから、店の女性客なんかにも平気で手を出しちゃう。<br>
浮かれ気分で生きているから道徳的な理念がないんだよな。<br>
だからクスリなんかも平気でやっちゃうんだよ。<br>
笑っちゃうのが(あれ？最近アイツ見ないよなぁ～？)なんて思っていたら、クスリとかで捕まって拘留されていたり収容されていたりってパターンが多い。<br>
もう本当に笑っちゃうから。<br>
まぁ、高相裕一被告なんかもそのいい例だよな。<br>
うん。<br>
<br>
<br>
それと押尾学？<br>
まぁ、一緒に薬物を飲んでセックスしてる最中にくたばったのがヤクザの元女房で背中に紋々入りの女だもんな。<br>
それじゃ警察もやる気をなくすよ(笑)<br>
捜査が甘くなって当たり前。<br>
俺の先輩にオマワリがいるけど、やはりジャンキー同士やヤクザ同士の事件だと捜査が手抜きになることが多いって言ってたもん。<br>
それと保釈金が四百万円っていうのも笑えた。<br>
普通の一般人で保釈金の相場は百万～三百万円くらいだろ？<br>
保釈金は、被告人の経済状態や職業などにあわせて金額が決められるんだよな。<br>
要は被告人にとって保釈中に規約違反をして没収されては困るような額が提示されるというわけだ。<br>
あれだけイキがっていた芸能人が四百万円っていうのは、かえって情けなく聞こえるよな。<br>
まぁ、今後、どこまで真相が暴かれるんかね？<br>
<br>
<br>
あと政権交代？<br>
俺流にわかりやすく言うと[『民主党』って名前のチンピラ]が[『自民党』って名前のヤクザに散々やられまくって膣内射精されて何回も中絶してシャブ中にされて風俗で働かされてＤＶも受けまくって身も心もボロボロになってしまった『女(国民)』]と結婚するようなもんだよな。<br>
普通の男なら立ち直らせることなんて不可能だろう？<br>
だから無理無理(笑)<br>
政治家なんて普通以下なんだから。<br>
まぁ、政治のことを詳しく書くと長くなるし、面倒臭いのでこの辺でやめておく。<br>
ただ、なにをするにも日本の行政は時間がかかり過ぎるよな。<br>
その間にも15分に一人の国民が自殺をしていることを忘れるなよ。<br>
<br>
<br>
あと、俺にとって『この夏』一番印象に残った事件はこれだろうなぁ～(笑)<br>
<br>
<br>
[引用]<br>
↓↓↓↓↓↓↓↓<br>
<br>
<br>
2009/08/17(月)社会<br>
【うんこが顔面に直撃!!】<br>
　深夜の若い女性を狙った“大便投てき男”が出頭！<br>
　大阪府警摂津署は16日、自分の大便を投げ付けたとして暴行容疑で大阪府吹田市山田東の建設作業員、森口達也容疑者(39)を逮捕した。<br>
<br>
<br>
　逮捕容疑は8月3日午前0時50分すぎ、大阪府摂津市東正雀の人けのない路上で歩いて帰宅中の近くに住む20代前半の女性の背後からバイクで近づき、追い越しざまに振り向いて容器に入れた大便を投げ付けた疑い。<br>
摂津署によると「犯行直前に―状の容器に大便をして女性の右側から追い抜く際に左手でバンと顔目がけて投げつけとるんですわ。<br>
<br>
　命中して顔や髪の毛、目などに入っています。本署に駆け込んできた女性は臭いで『これはうんこやな』と分かったようです」という。<br>
　森口容疑者は仕事のストレスでいらいらしていたと供述。16日午前0時50分ごろにも摂津市の阪急正雀駅近くで別の20代無職女性が大便を投げ付けられる事件があり関与を認めている。<br>
　同署は検問やの割り出しなど内偵捜査を進めていた。同容疑者には妻子があり、もはや逃げられないと観念して出頭したという。<br>
<br>
<br>
↑↑↑↑↑↑↑↑<br>
<br>
<br>
　被害者には悪いが、このニュースには笑った。<br>
仕事中(運転中)に、お客を乗せながらラジオで聞いて、笑いを堪えるのに必死だったぞ。<br>
笑い出したら止まらない気がしたので涙目になりながら我慢した。<br>
んで、お客を降ろした途端にゲラゲラと声を上げて笑ったよ。<br>
涙を拭き、鼻をかみながら爆笑した。<br>
<br>
<br>
まさに『うんこ人間』だよな。<br>
<br>
<br>
加害者が39才の建設作業員で発生場所が大阪、しかも狙われたのが若い女……もう完璧だぜ！<br>
<br>
<br>
俺はこういうニュースを聞くのが大好きだよ。<br>
まぁ、さすがに自分でやろうとは思わないけどね。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
でも「うんこ」っていうと硬い感じがして「うんち」っていうと軟らかい感じがするよな。<br>
だから記者も「うんこ」って書くより「うんち」って書いた方が面白かったんじゃねーの？<br>
だって、軟らかいから「ベチャ～」って顔に付いたんだろ？<br>
<br>
<br>
まぁ、最後は余談でしたけど……<br>
<br>
<br>
んじゃあ、また。<br>
　<br>
　<br clear="all">]]> 
</content>
<author>
<name>hy_b</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>相模線に乗って♪</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51432240.html" />
<modified>2009-08-01T14:05:03Z</modified> 
<issued>2009-08-01T23:00:20+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51432240</id> 
<summary type="text/plain">　あの『相模線』って知ってます？
『ＪＲ』の。
こちら（湘南）から見ると『茅ヶ崎』から『橋本』まで北上している『ローカル線』なんですがね。
日曜日とか祭日なんかに乗るとね、空いていて、な～んかいいんですよ。
車窓には田園風景なんかも多くてね、のんびりと落...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51432240.html">
<![CDATA[　あの『相模線』って知ってます？<br>
『ＪＲ』の。<br>
こちら（湘南）から見ると『茅ヶ崎』から『橋本』まで北上している『ローカル線』なんですがね。<br>
日曜日とか祭日なんかに乗るとね、空いていて、な～んかいいんですよ。<br>
車窓には田園風景なんかも多くてね、のんびりと落ち着いた感じなんです。<br>
これもちょっと昔の話になりますが、以前、その『相模線』に乗って厚木市内まで遊びに行っていた時期が（まぁ、短い期間でしたが）あったんです。<br>
理由はですね。<br>
ワタクシの友人が『本厚木』に『バーのような店』を開店したからなんです。<br>
何故『ような』なのかっていうと、友人の奥さんがね、非常に料理の上手な方だったんです。<br>
お酒よりも料理が目当てで来るお客さんも多かったんじゃないですかね。<br>
ですから正確には『バー風の洋食屋さん』といった方が正しいのかもしれません。<br>
で、その友人とは中学時代からの付き合いで、仲も良かったんです。<br>
彼は早婚で、よく自宅にも招待されました。<br>
奥さんも綺麗で気さくな方で、ワタクシが遊びに行くと、必ず、ビールを出してくれて、手料理を振る舞ってくれました。<br>
まぁ、お店に行ってもビールを出してくれて、美味しい手料理を振る舞ってくれたのですが、当然のことながら有料です(笑)<br>
んで、お店までの経路の話ですが、茅ヶ崎駅から『相模線』に乗車して厚木駅まで行って、厚木駅で『小田急線』に乗り換えると、ひと駅目が本厚木駅なんですね。<br>
厚木駅周辺は、妙に田舎っぽいというか、レイドバックした印象を受けましたが、それとは打って変わって本厚木駅周辺は本当に開けていて、その落差には驚いたものでした。<br>
まぁ、当時のワタクシは、日曜休みが多かったものですから、何も予定がない日には、なるべく、その友人の店に顔をだすようにしていたんです。<br>
本厚木の駅前広場って、凄く活気があったと記憶しています。<br>
人通りも多くて、チラシやティッシュ配りのアルバイトさんもたくさんいてね。<br>
でも、一番印象に残っているのはストリートミュージシャンですかね。<br>
まぁ、ワタクシが見たのは一組だけなんですけど。<br>
ワタクシが本厚木駅を訪れる日曜日の夕方には、必ず演奏していたように思えます。<br>
メンバーは、女の子が一人と男の子が二人でした。<br>
男の子たちの弾くギターにのせて女の子が歌っているんですが、鈍感なワタクシでさえも、思わず足を止めてしまうほど、女の子の歌声の素晴らしさは、いまでも覚えていますよ。<br>
声量のある伸びやかな歌声に人だかりができていましたもん。<br>
ただ残念なのが、レパートリーが少ないのか、彼女は同じ曲を何回か歌うと、どこかへいなくなっちゃうんです。<br>
で、そのあと残された男の子が二人で別の曲を演奏するんですが、それが始まるとサーっと人が引いて見物人が２～３人くらいになっちゃうんですね。<br>
そんな閑古鳥が鳴くような状態がしばらく続いたあと、またどこからともなく女の子が再登場して歌い始めるんです。<br>
するとワーっと人だかりが出来てって感じで、その落差も面白かったですよ。<br>
『本厚木駅周辺』と『厚木駅周辺』みたいでね(笑)<br>
そんな彼らのストリートライブをあとに、ぶらぶらと繁華街で時間をつぶしながら、開店時間を見計らって友人の店にいくんです。<br>
店内はとても雰囲気がよく、居心地のいい空間に作られていました。<br>
カウンターの隅で、ぼんやりとお酒を飲みながら食事をしていると、２～３時間くらいすぐにたっちゃうって感じでしたよ。<br>
客足の方も順調に伸びていたみたいで、少しずつ常連さんも増え、パーティーの予約なんかも入っていたみたいです。<br>
で、ワタクシの方は飲み終えると「んじゃあ、またね」って感じで、ぶらぶらと本厚木駅まで歩いて『小田急線』で厚木駅まで行って、そこから『相模線』に乗り換えて帰るわけなんですが、部屋に着くころには、いつも23時を回っていました。<br>
だからお風呂に入って、すぐに『(_ _)Zzz』ってぐあいです。<br>
次の日からはまた仕事ですからね。<br>
息苦しい毎日が始まるわけです。<br>
だから、あの街（本厚木）へ行くことは、つらい日常生活からの束の間の逃避のような心境でもありました。<br>
本来ならば訪れるはずのない街、そこで聴く女の子の歌声、居心地のいい友人の店、そこでいただく手料理とお酒……<br>
でも、そんな楽しい日々も長くは、、、本当に長くは続きませんでした。<br>
その友人が病に倒れて入院してしまったのです。<br>
そのあいだ、お店の方は奥さんが実家のお母さんとともに切り盛りしていましたが、やっぱり大変だったんでしょうね。<br>
夫を見舞いながら経営を続けるのは。<br>
結局、お店は売りに出してしまい、その数ヵ月後、友人は亡くなりました。<br>
まぁ、ワタクシの母のときと同じ病院で亡くなったというのがアレなんですが……<br>
<br>
<br>
あれから本厚木には一回も行っていません。<br>
でもね、仕事中、今でも、たまにカーラジオから流れてくるあの女の子の歌声を聴くと、当時の情景や友人のことが脳裏に蘇ってきて、なんか胸がしめつけられるような気持ちになるんですよねぇ～<br>
えぇ、そうなんです。<br>
本厚木の駅前広場で演奏していた３人組、その後、音楽界にデビューして、現在は第一線のプロミュージシャンとして活躍しています。<br>
グループ名は『いきものがかり』っていいますよ……（完）<br>
　<br>
　<br>
]]> 
</content>
<author>
<name>hy_b</name> 
</author>
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<title>異界の者（その４）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51432143.html" />
<modified>2009-07-11T14:00:06Z</modified> 
<issued>2009-07-11T23:00:00+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51432143</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……確かにワタクシ、感染症の精密検査でオール白の判定を頂いて以来、女性というものに一切触れていないのです。
「溜っているから」と指摘されると、いなめない部分もあるのです。
ワタクシが言い返す言葉を探している数秒の沈黙のあいだ、再度、会話の口火を...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51432143.html">
<![CDATA[　（続き）……確かにワタクシ、感染症の精密検査でオール白の判定を頂いて以来、女性というものに一切触れていないのです。<br>
「溜っているから」と指摘されると、いなめない部分もあるのです。<br>
ワタクシが言い返す言葉を探している数秒の沈黙のあいだ、再度、会話の口火を切ったのは、先程から我々の不毛な会話を黙って聞いていた生ビール党のＴ君でした。<br>
<br>
<br>
「あのさぁ、それちょっとヤバくない？唯の淫夢（←性的欲求が夢に表れる現象）じゃないと思う。俺が思うに『色情霊』の仕業なんじゃないかなぁ」<br>
<br>
<br>
生ビール曰く（成仏出来ずに現世を彷徨う霊の中には、非常に好色な者がいて、好みの異性に取り憑いては、夜な夜な情事を重ねる幽霊を『色情霊』と呼ぶ）らしいのです。<br>
が、更に続けて生ビールの驚愕発言。<br>
<br>
<br>
「『色情霊』に取り憑かれた人間は、セックスの度に精気を吸い取られて、最後には死んじゃうらしいよ。ふひ(笑)」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
ワタクシは、基本的にリアリストであり、幽霊や怪奇現象などは信じていません。<br>
しかし、前言だけを前提にした思考は、人間として、非常に無機的であり、また、淋しさも感じます。<br>
何故なら、それは、死者の弔いや神仏の否定にまでも及んでしまうからです。<br>
ワタクシは、深夜、仕事中に、いわゆる『有名な心霊スポット』を幾度も走行してきましたが、一度も幽霊なる者に遭遇した経験はありません。<br>
しかし、これは他の運転手さんたちも証言していることなのですが、深夜、運転をしていると『心霊スポット』などとは関係の無い場所、全く違う場所で、突然『いる筈のない者』に遭遇しまうときがあるのです。<br>
（目の疲労）<br>
（唯の錯覚）<br>
（気のせい）<br>
あらゆる否定的な言葉を並べ立てても、いなめない『異界の者』に遭遇してしまうときがあるのです。<br>
<br>
<br>
話を戻しますが、仲間たちとの酒の席で、彼女の話を持ち出して以来、その『色情霊』さんは、ワタクシの前からプツリと姿を消してしまいました。<br>
どうやら彼女、口の軽い男は嫌いなようです。<br>
その後、ワタクシ自身も、ホッと安心したような、それでいてどこか淋しいような、そんな複雑な心境のままに毎日を過ごしていたのですが、それから、ひと月ほど経過したある日のことでした。<br>
なんと『とんでもない出来事』がワタクシの身に……（完）<br>
　<br>
　<br>
]]> 
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<title>異界の者（その３）</title> 
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<modified>2009-07-09T14:00:07Z</modified> 
<issued>2009-07-09T23:00:00+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51432136</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……ある夜、ワタクシは、親しい友人たち四人と、駅前の居酒屋でお酒を飲んでおりました。
付き合いが古く、幾度ともなく一緒に修羅場（←スミマセン、大袈裟ですm(_ _)m ）を潜り抜けた仲間との会話は、思い出話から近況報告まで、ランダムに飛躍に飛躍を重ねて...</summary> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51432136.html">
<![CDATA[　（続き）……ある夜、ワタクシは、親しい友人たち四人と、駅前の居酒屋でお酒を飲んでおりました。<br>
付き合いが古く、幾度ともなく一緒に修羅場（←スミマセン、大袈裟ですm(_ _)m ）を潜り抜けた仲間との会話は、思い出話から近況報告まで、ランダムに飛躍に飛躍を重ねておりました。<br>
そんな和やかに進む酒の席で、少々、酔いの回ったワタクシは、ふと彼女のことを口にしました。<br>
<br>
<br>
「あのさぁ、俺、今、付き合っているっつぅ～か、なんつぅ～か、そんな彼女がいるんだよねぇ～、むへへへへへ(笑)」<br>
<br>
<br>
その途端に、先程からチビリチビリと日本酒を舐めていたＨ君が身を乗り出して声を上げました。<br>
<br>
<br>
「マジでぇ～！いつのまにぃ～！？」<br>
<br>
<br>
と同時に梅サワーを飲んでいたＦ君が、興味深々な表情を浮かべて続きました。<br>
<br>
<br>
「え？え？え？どんな娘なの？どこで知り合ったの？写メあったら見せてよ」<br>
<br>
<br>
生ビールしか飲まないＴ君は「へぇ～」と短く発したきり、黙ったままでしたが、やはり興味深そうに、ワタクシの報告を待ち受けている様子でした。<br>
ワタクシは、想像した通りの三人の反応に、思わず嬉しくなりながらも、事の詳細を、嘘偽りなく三人に説明いたしました。<br>
すると、ワタクシの話を聞き終えるなり、日本酒が呆れたような口調で言いました。<br>
<br>
<br>
「おめぇ～、それ単に溜ってるだけじゃねぇ～の？だからそんな夢を見るんだよ」<br>
<br>
<br>
と同時に梅サワーが、少し心配そうな表情を浮かべて「そのことは、あまり他人に話さない方が良いよ。頭がおかしくなったと思われるから」と言いました。<br>
ワタクシは、二人の反応に少々ムキになりながらも「いや、だからさぁ……」と、再度、身振り手振りを交えて、事の詳細を熱く語りました。<br>
すると、またしても日本酒が「だから溜ってるだけだろ～や！ひゅっひゅっひゅっひゅっ(笑)」と嘲るように言い放ちました。<br>
<br>
<br>
「うん、俺もそう思う。身体の欲求が夢に出てきた経験ってあるでしょ？空腹のまま寝たら食事の夢を見たりさぁ。それと同じなんじゃないかなぁ～。とにかく他人には話さない方が良いよ。本当に頭がおかしくなったと思われるから」<br>
と、続けて梅サワーが、ワタクシの顔を真顔で見据えながら、たしなめる口調で言ったのでした……（続く）<br>
　<br>
　<br>
]]> 
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<title>異界の者（その２）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51431555.html" />
<modified>2009-07-07T14:05:05Z</modified> 
<issued>2009-07-07T23:00:40+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51431555</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……あの『夢ような夢』を見た夜から数日後の出来事でした。
勤務中、睡魔に襲われたワタクシは、また同じ場所で仮眠を取っていました。
時刻は午前三時半頃であったと思います。
するとまた、あの彼女が舞い降りるように現れて、ワタクシに夢のような時間を与...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51431555.html">
<![CDATA[　（続き）……あの『夢ような夢』を見た夜から数日後の出来事でした。<br>
勤務中、睡魔に襲われたワタクシは、また同じ場所で仮眠を取っていました。<br>
時刻は午前三時半頃であったと思います。<br>
するとまた、あの彼女が舞い降りるように現れて、ワタクシに夢のような時間を与えてくれたのです。<br>
勿論、フィニッシュは膣内射精です。<br>
そして、快楽の余韻の中で微睡みながらも目を覚ますと、時刻は午前四時。<br>
（あっ？夢精しちゃったのかな？）と思って、股間に手を伸ばすと、射精した形跡はありませんでした。<br>
しかし『おちんちん』は激しく勃起していました。<br>
そして、それ以後も同じ場所で仮眠を取ると、必ず彼女が舞い降りてきて、ワタクシを優しく癒してくれるようになったのでした。<br>
でも不思議に思ったのは、同じ仮眠でも、他の場所では、決して彼女に会えなかったことでした。<br>
まぁ、本当に馬鹿げた話ですが、そのことに気付いて以来、ワタクシは少し遠回りをしてでも、なるべく『あの場所』で仮眠を取るようにしたのです。<br>
彼女に会うために……<br>
しかし、タクシーの行き先なんてお客のいわれるがままに、どこへ飛ばされるか、わからない仕事ですからね。<br>
あるときを境に『あの場所』で仮眠を取ることが物理的に不可能な時期が続きました。<br>
深夜になると、逆方向へ逆方向へとオーダーが重なるのです。<br>
そのときばかりは全てのお客の顔が鬼に見えましたよ。<br>
そんな彼女への思いを募らせながらも、淋しい日々を送っていたある夜のことでした。<br>
なんと、遂に彼女は、自宅で寝ているワタクシの身体の上に舞い降りてきてくれたのでした。<br>
<br>
<br>
久し振りに再会した恋人同士のように、激しく愛し合った末に、最高の快楽の余韻をワタクシの身体に残すと、彼女はいつものように闇の中へ『ス～』っと姿を消したのでした。<br>
目を覚ましたワタクシは、すぐさま股間へと手を伸ばしましたが、やはり射精した形跡はなく、あるのは激しく勃起した『おちんちん』だけでした。<br>
しかし、その日以来、彼女は、ワタクシの自宅にも頻繁に訪れてくれるようになったのでした。<br>
そして『睡眠』という人間にとって当たり前の行為が、ワタクシに生き甲斐に近い喜びを与えてくれる『かけがえのない時間』の一つとなったのでした……（続く）<br>
　<br>
　<br>
]]> 
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<title>異界の者（その１）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51431527.html" />
<modified>2009-07-05T14:05:04Z</modified> 
<issued>2009-07-05T23:00:40+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51431527</id> 
<summary type="text/plain">　ワタクシ、自分のブログに嘘を書いたことはありません。
しかし、このようなことを書くと（頭がおかしくなったのではないか？）と思われそうで心配なのですが……


これからさせていただくお話は、ワタクシの恋愛体験談です。
彼女は素晴らしい女性でした。
長い黒...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51431527.html">
<![CDATA[　ワタクシ、自分のブログに嘘を書いたことはありません。<br>
しかし、このようなことを書くと（頭がおかしくなったのではないか？）と思われそうで心配なのですが……<br>
<br>
<br>
これからさせていただくお話は、ワタクシの恋愛体験談です。<br>
彼女は素晴らしい女性でした。<br>
長い黒髪、調った輪郭の美しいマスク、形の良い張りのある乳房、しなやかでセクシーな肢体、キメが細かくスベスベの白い肌、そして抜群のセックス テクニック……なにもかもがワタクシにとりまして最高の女性だったのです。<br>
特に顔立ちにおいては、女優やモデルとしても、一流スターとして十分に通用するほどの美貌の持ち主でした。<br>
彼女とは、週に２～３回の割合で肉体関係を結んでおりました。<br>
そしてそれはワタクシにとりまして性(生)の喜びを十分に堪能させて頂ける貴重な時間となっていたのです。<br>
<br>
<br>
初めて関係を結んだ夜のことは今でも忘れていません。<br>
聖母のような柔らかい抱擁の中で熱い口づけを受け、やがて程良い肉感を伝える白い肌を重ねつつ、積極的に四肢を絡ませ、そして挿入後の素晴らしい膣感と抜群の腰使い……彼女は、ワタクシの飢餓のように乾いた心と、悲しいほどに遣り場のない欲望を、包むよう、労りながら、優しく溶かすと、静かに姿を消したのでした。<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
ふと目覚めると、そこはタクシーの車内（運転席）でした。<br>
時刻は午前四時、運転中、睡魔に襲われたワタクシは『ある場所』で三十分ほどの仮眠を取っていたのでした。<br>
<br>
<br>
タクシー運転手は、皆さん、東西南北、それぞれの場所に、いくつかの仮眠ポイントを持っている方が多いんです。<br>
まぁ、通常の隔日勤務の場合、夜は睡魔との戦いになりますからね。<br>
だから、ワタクシも数ヵ所の仮眠ポイントをおさえてありますよ。<br>
条件は、民家から離れていて、車を停めても安全な場所ですかね。<br>
民家が近いと、例えエンジンを止めて静かにしていても、かなりの確率で会社に苦情が入ります。<br>
ワタクシも以前、民家から少し離れた場所でしたが、車を停めて、エンジンを切って、シートをリクライニングした途端に、近付いて来た車の中から携帯電話で苦情を入れられた経験があります。<br>
本当に、意地悪としかいいようがないです(｀ ´)<br>
<br>
<br>
（しかし、あの夢は……）<br>
<br>
<br>
……（続く）<br>
　<br>
　<br>
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<title>いつもニコニコ現金払い</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51402906.html" />
<modified>2009-07-03T14:05:06Z</modified> 
<issued>2009-07-03T23:00:30+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51402906</id> 
<summary type="text/plain">　現在、ワタクシの所持しているカードは銀行のカードのみなんです。
以前、借金を完済したとき、全てのカードにハサミを入れて破棄してしまったんですよ。
「もう二度と借りないぞ！」ってね(笑)
まぁ、ワタクシの場合、財テク失敗⇒自棄的な生活⇒借金地獄という流れで...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51402906.html">
<![CDATA[　現在、ワタクシの所持しているカードは銀行のカードのみなんです。<br>
以前、借金を完済したとき、全てのカードにハサミを入れて破棄してしまったんですよ。<br>
「もう二度と借りないぞ！」ってね(笑)<br>
まぁ、ワタクシの場合、財テク失敗⇒自棄的な生活⇒借金地獄という流れで転落していったわけですが、完済までの数年間は地獄のような心境で毎日を送っておりましたよ。<br>
いつも何かに追われているような切迫感があるんです。<br>
まぁ、最終的には、ひょんなことから大金（1000万円ほど）を手に入れて、一度も滞納をせずに無事に完済したわけですが……でもね、今でも例え他人のものであってもカードを見ると、あの日々の感情が蘇ってきて嫌な気分になるんです。<br>
フラッシュバックみたいにね。<br>
<br>
<br>
だからというわけではないのですが、最近はタクシーに乗るお客もカード利用者が増えてきて自分的にはちょっと参っています。<br>
それにアレね、結構トラブルが多いんですよ。<br>
まず場所によって通信状況が変わりますからね。<br>
電波がとどかないとカードリーダーが作動しないんです。<br>
だから、お客に事情を説明して少しでも電波状態のいい場所に車を移動させるのですが、その数メートルの移動のあいだにに料金メーターが上がっちゃったりなんかすると大変なんです。<br>
いきなり怒りだすお客までいますからねぇ。<br>
ワタクシも以前、そのような状況に陥り、狂暴な客から罵声を浴びた挙げ句、後ろから髪とネクタイを引っ張られた経験があります。<br>
また、支払い手続きにも多少の時間が必要とされますからね。<br>
細い道で後ろに車が詰まっているときなんてクラクション鳴らされまくりで身が縮む思いを何度もしたことがあります。<br>
また、使えないカードを差し出して文句を言うお客や、なぜか病院の診察券を差し出して駄駄をこねる酔っ払いなんてのもいます。<br>
<br>
<br>
まぁ、今の御時世、ロングのお客なんて滅多にいませんからねぇ。<br>
たかが数百～千円のタクシー料金『いつもニコニコ現金払い』でいきましょうよ！<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
そういえば、以前、テレビ番組で『驚愕のシーン』とかいってタクシー運転手が後ろの客から暴力を受けている場面が放送されていたけど、何が『驚愕』なんかね？<br>
あんなのウチらの世界じゃ日常茶飯事だよ(笑)<br>
　<br>
　<br>
]]> 
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<title>暗号</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51402844.html" />
<modified>2009-07-01T14:05:06Z</modified> 
<issued>2009-07-01T23:00:40+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51402844</id> 
<summary type="text/plain">　えぇ～っと、皆さんは『タクシー』を利用しているとき、無線機からこのような音声が流れているのを耳にしたことはありませんか？
まぁ、ワタクシども運転手は頻繁に聞く機会があるんですけどね。
内容は、こんな感じです。

↓

「センターから忘れ物の連絡です。22...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51402844.html">
<![CDATA[　えぇ～っと、皆さんは『タクシー』を利用しているとき、無線機からこのような音声が流れているのを耳にしたことはありませんか？<br>
まぁ、ワタクシども運転手は頻繁に聞く機会があるんですけどね。<br>
内容は、こんな感じです。<br>
<br>
↓<br>
<br>
「センターから忘れ物の連絡です。22時30分頃、ＪＲ横浜駅西口で車を降りて、国道16号線方向に行った方の忘れ物です。お客様は40歳位の男性で、紺色の背広を着た方だそうです。なお、忘れ物はカバンです。お心当たりの車両は、直ぐにセンターまで連絡して下さい。以上、センターからの連絡でした」<br>
<br>
<br>
こんな感じで無線機から車内に流れるんですけどね、この放送を運転手たちは、このように解釈するんです。<br>
<br>
↓<br>
<br>
「おう！わてら警察通信指令室からの手配依頼や！22時30分頃にな、横浜駅西口付近で悪さをして国道16号方向にトンズラしたヤツがおるんや！因みに逃走手段としてタクシーを使う可能性は『大』やで！ウケケ。でな、犯人の特徴は、40歳位で紺色の背広を着た男や！あと、凶器を持ってるかも知れんから気ぃ付けるんやで！見っけたら速やかに通報！乗っけたら犯人に気付かれんように防犯灯を点滅させるんや！わかったな！！！」<br>
<br>
<br>
まぁ、これは非常に簡単な例えでして、本当は犯人の特徴など、もっと詳細に(暗号を使って)流れるのですが、先の文章からいえば……<br>
<br>
<br>
①センター⇒通信指令室<br>
<br>
<br>
②忘れ物⇒犯人がタクシーに乗車する可能性が高い場合。<br>
<br>
<br>
③降りて(降車場所)⇒発生場所<br>
<br>
<br>
④方向に行った⇒逃走方向<br>
<br>
<br>
⑤お客様⇒犯人<br>
<br>
<br>
⑥カバンの忘れ物⇒犯人が凶器を所持している可能性が高い場合。<br>
<br>
<br>
……という意味になります。<br>
<br>
<br>
物騒な御時世です。<br>
どうか皆さんも十分に気を付けて、お過ごし下さいね。<br>
<br>
<br>
今回の記事は、昔、客に刃物で殺害された同僚の運転手さんのことを思い出しながら書いてみました。<br>
　<br>
　<br>
]]> 
</content>
<author>
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</author>
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<entry>
<title>追憶の昏苑（その25）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51400300.html" />
<modified>2009-06-17T14:05:04Z</modified> 
<issued>2009-06-17T23:00:30+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51400300</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……


「尚、その後の調べによりますと、この男性には、傷害と婦女暴行の容疑が掛けられており、警察では、起訴事実が固まり次第、被疑者死亡のまま書類送検……」


『俺』は、報道された事実に驚愕しながらも、ニュースを聴き終えると、テレビのスイッチ...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51400300.html">
<![CDATA[　（続き）……<br>
<br>
<br>
「尚、その後の調べによりますと、この男性には、傷害と婦女暴行の容疑が掛けられており、警察では、起訴事実が固まり次第、被疑者死亡のまま書類送検……」<br>
<br>
<br>
『俺』は、報道された事実に驚愕しながらも、ニュースを聴き終えると、テレビのスイッチを切り、ベッドの中から天井を眺めたまま、暫し、思案に耽った。<br>
<br>
<br>
（昨夜の嵐の中『彼』は、一体、どこへ行こうとしていたのであろうか？目的は？……何のために？……自宅は、確か、店の近所であった筈だ。一体、どこへ？）<br>
<br>
<br>
茫然と天井を眺めながら思案する中、ふと、昨夜の演奏で、コンガを懸命に叩き続けた『彼』の表情が脳裏をよぎった。<br>
名前も素性も知らない男ではあったが、音楽の演奏という真剣勝負を交えた『あの時間』が答えを導き出してくれたような気がした。<br>
<br>
<br>
（『彼』は、何かを探しに、否、失われた『大切なもの』を取り戻しにいったのではないのだろうか？それは決して懐古などではなく、一人の男として忘れてしまった『大切なもの』を掘り起こすために、どこかへ向かっていたのではないか？）<br>
<br>
<br>
コンガを叩き終えた後の『彼』は、満面に笑みを浮かべ、少年のように瞳を輝かせていた。<br>
『俺』は、ぼんやりと昨夜の『彼』の表情を思い浮かべながら呟いた。<br>
<br>
<br>
「無駄だよ。どこへいったって『探しもの』は見つかりはしないよ……それは貴方の心の奥に埋もれてしまっていた『感性』だったのだから……その『大切なもの』は貴方自身の心の中にあったのさ」<br>
<br>
<br>
……（完）<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
　～あとがき～<br>
<br>
<br>
　冒頭にも書きましたが、今回、当ブログに掲載した記事は、ワタクシと、他、複数の人間が体験した事件や事故、そして当時の心情を『俺』と言う第一人称に集約して表現した『回想録』です。<br>
因みに、当記事は、完成当初、千文字単位に分割すると、百ページ以上にも及ぶ長編でした。<br>
しかし、ワタクシ自身、執筆後、読み返しの際に、やはり、度を超した長文は、ブログ記事としては、難解であり、不適切なものだと判断せざるを得ませんでした。<br>
ですから今回、皆様に御閲覧頂いている記事は、かなりの削除を施したものであり、表現が至らない部分は、閲覧者の想像力をもって補って頂くしかありません。<br>
<br>
<br>
……（書き手）<br>
　<br>
　<br>
]]> 
</content>
<author>
<name>hy_b</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>追憶の昏苑（その24）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51400214.html" />
<modified>2009-06-15T14:05:07Z</modified> 
<issued>2009-06-15T23:00:30+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51400214</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……雨は再び激しさを増し、フロントガラスを強く殴り始めた。
嵐に歯向かう思いで、アクセルの上に置かれた右足に力を込めると、スピードメーターの針が、時計の秒針よりも遥かに早く右回転をした。
周囲を流れる光の摩擦が、マンネリズムという心の錆を削ぎ落...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51400214.html">
<![CDATA[　（続き）……雨は再び激しさを増し、フロントガラスを強く殴り始めた。<br>
嵐に歯向かう思いで、アクセルの上に置かれた右足に力を込めると、スピードメーターの針が、時計の秒針よりも遥かに早く右回転をした。<br>
周囲を流れる光の摩擦が、マンネリズムという心の錆を削ぎ落とし、埋もれていた記憶を脳裏にフラッシュバックさせた。<br>
能力の限界に達したエンジンは、轟音を上げながら高速走行を維持している。<br>
その緊張と恐怖に、全身が震え、身体中の汗腺が大量の汗を噴いた。<br>
やがて俺は、何者かが迫り来る予感に、前方を凝視した。<br>
<br>
<br>
（光だ！）<br>
<br>
<br>
遠方から瞳孔を突き刺すほど強力な光が近付いてくる！<br>
<br>
<br>
あの悪夢と同じ、白く凄まじい光量か迫ってきた！<br>
<br>
<br>
光の中には、いつもの男が椅子に腰掛けている！<br>
<br>
<br>
（ちくしょう、打ち破ってやる！）<br>
<br>
<br>
俺は、アクセルを強く踏んだまま、けたたましくクラクションを鳴らし、攻撃的な雄叫びを上げ、光に向かって一直線に突っ込んだ！<br>
<br>
<br>
「うおぉーっ！！！」<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
……衝突の瞬間……白光は一気にスパークして……辺り一面が白色の世界と化した……同時に……凄まじい轟音と衝撃が……全身を……貫き……やがて……俺の……霊を……俺の……身体から……解放して……くれたので……あった……<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
……<br>
<br>
<br>
<br>
<br>
　～『エピローグ』～<br>
<br>
<br>
　目を覚ますと、時計の針は午前十一時三十分を回っていた。<br>
『俺』は、寝惚け眼のまま、ベッドの中からテレビのリモコンを操作すると、ニュース番組にチャンネルを合わせた。<br>
画面には視線を向けず、ぼんやりと部屋の天井を眺めながら、音声だけに耳を傾けると、いつもの女性ニュースキャスターは、昨夜に発生した交通事故のニュースを読み上げていた。<br>
<br>
<br>
「昨夜、午前二時頃、神奈川県大和市○○の国道467号線で大型トラックと乗用車が衝突する事故がありました。この事故で、乗用車を運転していた神奈川県藤沢市内に住む男性が、全身を強く打って、病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。現場検証によりますと、乗用車は対向車線側に大きくはみ出してトラックと衝突しており、警察では、この乗用車の運転をしていた男性のスピードの出し過ぎによるハンドル操作のミスが、事故の原因と見て……」<br>
<br>
<br>
ニュースを聞いた瞬間、『俺』は、直感で（あの男だ！）と確信した。<br>
が、更にそのあと、女性ニュースキャスターは、意外な事実を読み上げたのであった……（続く）<br>
　<br>
　<br>
]]> 
</content>
<author>
<name>hy_b</name> 
</author>
</entry>

<entry>
<title>追憶の昏苑（その23）</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://hy.livedoor.biz/archives/51398691.html" />
<modified>2009-06-13T14:05:05Z</modified> 
<issued>2009-06-13T23:00:10+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51398691</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……先程の酔いと興奮が覚めやらぬまま海岸線に入ると、対向車のヘッドライトや立ち並ぶ街灯の光が雨に滲み、流星や小惑星のように輝き、フロントガラスに幻想的な空間を映し出した。


走り慣れた国道134号線を『片瀬』から左折して国道467号線に入る。
道路...</summary> 
<dc:subject></dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51398691.html">
<![CDATA[　（続き）……先程の酔いと興奮が覚めやらぬまま海岸線に入ると、対向車のヘッドライトや立ち並ぶ街灯の光が雨に滲み、流星や小惑星のように輝き、フロントガラスに幻想的な空間を映し出した。<br>
<br>
<br>
走り慣れた国道134号線を『片瀬』から左折して国道467号線に入る。<br>
道路は交通量も少なく、信号機には殆んどブレーキを踏まされず、走行はスムーズで快適であった。<br>
このまま北上を続ければ国道246号線に突き当たる。<br>
俺は、コンパクトディスクプレーヤーの演奏が終了したのと同時に、ラジオのスイッチを入れ、地元のFM局にダイヤルを合わせた。<br>
何故か、今宵のドライブに最適だと思われる曲が、立て続けに流れてきて、俺を嬉しくさせてくれた。<br>
<br>
<br>
<br>
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十八歳の頃、俺は、運転免許を取得したばかりの仲間たちと、流行のロックやポップスを聴きながら、夜のドライブを楽しんだものであった。<br>
初めて走る道路、ハンドルの感触、エンジンの震動、シートに染み付いた煙草の臭い、音楽、終夜営業のレストラン、ドライブイン……その全てが自分たちにとっては新鮮な世界であり、それらの『もの』は、俺の『感性』を敏感に反応させ、渇きかけた心を絶えず潤わせてくれた。<br>
だが、単調に繰り返される冷酷な社会生活の中で、好意は弾き飛ばされ、愛情は裏切られ続け、そして俺は年をとってしまった。<br>
やがて色彩感覚は崩れ落ち、目に見るもの、手にとるもの、そう、全てが無感動の単色画に塗り替えられたのだ。<br>
そして俺は、唯、生活という目的のために、単色画の世界へ身を投じ、無感触な日々の中で、些細な快楽に溺れながらも、紙細工のように脆い城を築き上げ、その小さな砦を守るために、一人の兵士となったのだ。<br>
この生命を維持するためだけに、感情を押し殺し、夢を売り払い、その代償に糧を得て生きてきたのだ。<br>
日常という戦場の中で、錆びた銃を傍らに、枯れ木のように立ち尽くし、時折、とてつもない苛立ちや虚しさに襲われると、己より力なき弱者を痛めつけ、憔悴した心を誤魔化したのだ。<br>
資本主義社会という強大な部隊に配属された下級兵士には、己の精神を食い荒らす魔性に立ち向かう術は、皆無に等しかったのである……（続く）<br>
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<title>追憶の昏苑（その22）</title> 
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<modified>2009-06-11T14:00:06Z</modified> 
<issued>2009-06-11T23:00:00+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">　（続き）……男のボーカルとアコースティックギター、そして俺の叩くコンガの音は、むせび泣き、絡み合い、やがて一つになり、大木のような図太い音を店内に響かせた。
店の外では、一段と雨音が激しくなり、雷が獣の唸りを響かせている。
そんな夜空の雨雲を切り裂くよ...</summary> 
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<![CDATA[　（続き）……男のボーカルとアコースティックギター、そして俺の叩くコンガの音は、むせび泣き、絡み合い、やがて一つになり、大木のような図太い音を店内に響かせた。<br>
店の外では、一段と雨音が激しくなり、雷が獣の唸りを響かせている。<br>
そんな夜空の雨雲を切り裂くように、男のハスキーな歌声はシャウトした。<br>
ライブの音は恐ろしくリアルだ。<br>
プレイバックが不可能な生演奏は、綱渡りにも似た連続的な緊張感の中で、一寸も狂わぬバランスを保たなくてはならない。<br>
必然的に湿度が上がり、全身から汗が吹き出した。<br>
流れる汗には、過去も未来もない。<br>
あるのは現在だけだ。<br>
時間という激流の中で、魂は現在にとどまりながらも、絶えず未来を過去へと押し流し、その激しい摩擦により、熱を帯て燃え上がる。<br>
汗は、その反抗的な情熱の証として、過去と未来の壁に阻まれた現在を熱く濡らすのだ。<br>
俺たちのブルースは、時間の壁を掻きむしりながら、絶頂のときへとうねりを上げた。<br>
再び外では、嵐の襲来に、大粒の雨が、更に激しく路面を叩き、雷が巨大な怪鳥を思わせる攻撃的な叫びを夜空に轟かせていた。<br>
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演奏の余韻に浸りつつ、男に礼を告げ、料金を支払う頃には、時刻は午前一時を回っていた。<br>
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店を出るなり、降り頻る雨に身を屈め、慌てて車に乗り込むと、車内の窓ガラスは一気に曇り始めた。<br>
エンジンをかけ、エアコンを始動させると、白く曇ったガラスは徐々に視界を広げていった。<br>
酒の酔いと生演奏による興奮のせいだろうか、俺の全神経は、賦活されたように冴え渡り、高揚していた。<br>
俺は、運転席から助手席の上に手を伸ばし、無造作に置かれた数枚のコンパクトディスクから、その中の一枚を拾い上げると、プレーヤーの挿入口に押し当てた。<br>
オーディオは、小動物を捕えた空腹の獣のように、ディスクを一気に飲み込んだ。<br>
やがてフロントガラスの視界が開け、シフトレバーをドライブレンジに入れるのと同時に、大音量で『イエス』の大ヒットアルバム『危機』が流れ始めた。<br>
俺は、アクセルを強く踏み込み車を発進させると、フロントガラスを叩く激しい雨を、高速作動のワイパーで避けながら、雨に濡れた街並みを突き抜けるようなスピードで海岸線へと向かったのであった……（続く）<br>
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<title>追憶の昏苑（その21）</title> 
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<modified>2009-06-09T14:05:05Z</modified> 
<issued>2009-06-09T23:00:10+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">　（続き）……すると男は黙って頷き、カウンターの隅から一台のコンガを持ち上げると、俺の席の横に静かに置いた。
俺は、座った姿勢のまま、身体をずらしてコンガを正面に腰を据えると、男も椅子を持ち出し、楽器を挟んで俺と向かい合うように座った。
そして、ヘッドの...</summary> 
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<![CDATA[　（続き）……すると男は黙って頷き、カウンターの隅から一台のコンガを持ち上げると、俺の席の横に静かに置いた。<br>
俺は、座った姿勢のまま、身体をずらしてコンガを正面に腰を据えると、男も椅子を持ち出し、楽器を挟んで俺と向かい合うように座った。<br>
そして、ヘッドの上に両手を伸ばすと、数回、コンガを軽く叩いて見せた。<br>
心地好い音色が店内に響き渡る。<br>
男が手を引くと、俺も見様見真似でコンガを叩いてみた。<br>
男の奏でた音色とは少し違うが、やはり心地好い音が響いた。<br>
そのまま暫く叩いていると、楽器を鳴らす要領を得て、音色や響きも男のものに近付いてきたように思えた。<br>
男は、無造作に楽器を鳴らし続けている俺を黙って眺めていたが、やがて納得したように頷くと、俺の手を制して、自分の両手をコンガの上に載せた。<br>
そして、カウントを軽く口ずさむと、どこか聴き覚えのあるリズムパターンを刻み始めた。<br>
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（いい音色だ……）<br>
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俺は、暫く店内に響き渡る男の演奏に聴き惚れていたが、時間が経つに連れ、自分でも演奏をしてみたいという衝動に駆られてきた。<br>
胸が踊り、少年のようにときめいてしまったのだ。<br>
『ヒール＆トゥ、ミュート＆オープン』と、基本的な演奏テクニックを男に教わると、最初はぎこちなかった演奏も少しずつ様になってきた。<br>
覚えたての新鮮なリズムパターンで、楽しそうにコンガを叩き続けている俺の様子を、男は、穏やかな表情で眺めていたが、やがて何かを決心したように立ち上がると、カウンターの隅からアコースティックギターを手に取った。<br>
そして、再び俺の前に座り直すと、素早くギターのチューニングを合わせ、それとともに、俺の刻み続けているリズムに乗せて、コードを鳴らしながら、ハスキーな声でマイナー調の曲を歌い始めた。<br>
腹が据わっている安定した歌声だ。<br>
男が歌い終えると、俺は、誰の楽曲なのかと尋ねた。<br>
男は、少し照れ臭そうに笑いながら「実は自分が作った曲なんですよ」と答えた。<br>
少し仰天して、言葉をなくしている俺の前で、男は、再度、ギターを鳴らしながら歌い始めた。<br>
今度は俺が、男の演奏に合わせてコンガを叩いた。<br>
ブルースだ、それは紛れもなくブルースであった……（続く）<br>
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<title>追憶の昏苑（その20）</title> 
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<modified>2009-06-07T14:05:03Z</modified> 
<issued>2009-06-07T23:00:50+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:hy_b.51396795</id> 
<summary type="text/plain">　（続き）……俺が懸命に身体を押さえ付けているのにもかかわらず、銃身は少しずつ膣から抜けていった。
女は、狂女の慟哭にも似た叫びとともに、凄まじい抵抗を続けた。
やがて銃口が膣から外れそうになったその瞬間！
俺は慌てて引き金を引いたのであった。
身体の芯...</summary> 
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://hy.livedoor.biz/archives/51396795.html">
<![CDATA[　（続き）……俺が懸命に身体を押さえ付けているのにもかかわらず、銃身は少しずつ膣から抜けていった。<br>
女は、狂女の慟哭にも似た叫びとともに、凄まじい抵抗を続けた。<br>
やがて銃口が膣から外れそうになったその瞬間！<br>
俺は慌てて引き金を引いたのであった。<br>
身体の芯を撃ち抜かれた女は、大きく目を見開いたままに絶命した。<br>
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自ら繰り広げた惨状を前に、野獣と化した兵士は、独り、友の墓標を思い浮かべた。<br>
否、違う、これは俺の墓標だ。<br>
俺は、この粗末な十字架に心を鎮ませながら、狂気の殺戮を繰り返しているのだ……<br>
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……信号が青色に変わり、俺はアクセルを踏み込んだ。<br>
やがて、先程のレストランの照明がバックミラーの視界から消えるのと同時に、大粒の雨がフロントガラスを叩き始めた。<br>
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五時間ほどのドライブの後、車が居酒屋の前に到着しても、夜空は断続的に大粒の雨を降らせていた。<br>
俺は、雨が弱くなるときを見計らって車を降りると、慌てて店内へと駆け込んだ。<br>
半袖のシャツから伸びた腕に当たる水滴は、まるで季節を無視したような冷たさで、確実に訪れる秋の気配を感じさせた。<br>
店内では、客は一人もおらずに、いつもの男がポツリとカウンターの片隅に座って、新聞を広げていた。<br>
男は「いらっしゃい」と一言だけ言うと、新聞をたたみながら席を立ち、厨房の中へと入った。<br>
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四杯目の生ビールが注がれたレギュラーサイズのジョッキを片手に、注文をした串焼きを摘みながら、いつものように、カウンターの片隅に置かれているアコースティックギターとコンガを眺めていた。<br>
並べ立てられた二台の楽器は、相変わらず手入れが行き届いており、今宵も店内の照明を照り返しつつ、良好なコンディションを主張していた。<br>
俺は、ビールジョッキを傾けながら、楽器を指差し、厨房の中にいる男に向かって声を掛けた。<br>
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「あの楽器は君が弾くの？」<br>
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男は「ええ」と、控え目な態度で短く答えた。<br>
俺は、沈黙のままに一回だけ頷くと、ジョッキの中で揺れている残りのビールを一気に飲み干した。<br>
ふと、店内の壁に掛けられた時計に目を移すと、時刻は既に午前零時を回っていた。<br>
俺は、再び楽器に目を向けると、コンガを指差しながら男に言った。<br>
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「あれ、叩いてみてもいいかな？」<br>
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……（続く）<br>
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